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────音がする。

深い闇の向こうから、高く強くに響く音。

漣の様な街のざわめき。
地の底に響く人々の言の葉。

何処かから何所かへ吹き抜ける風の音。
        
底抜けに明るい、誰かと誰かの笑い声。


"Roma"地下倉庫に開いた穴。
そこは妖魔が嫌う篝火に守られており、目立った妨害も無く冒険者達は帰還を果たした。

当初の目的であったミスリル銀や、ドワーフ族の宝も大量に手に入ったが……
何よりも莫大なのは、地下深くの祭壇より持ち帰った魔神の宝。
これだけの財宝があれば、借金返済は勿論の事、手元にかなりの金額が残る事になる!


──これで冒険は終わりか。
デモン・スレイヤーの栄誉、冒険者としての成功、莫大な財宝──
それらと引き換えに、一抹の寂しさを覚えた者もいるかもしれない。

だが、ふと周りを見渡そう。
ここは、店の床を抜けただけの、ただの地下坑道であった。
"ちょっとばかり"妙な魔神が封じられていたり、ゴーレムの徘徊する水脈があったり、哀れなエルフの少女が縛られていたりしたが──
ここは、世界のほんの一角。
私達の住む、街の内側にすぎないのだ!!

「……外、ですね」

アサル・アギフは脚を止めた。地下倉庫の扉で──彼女は、どちらかといえば篝火の向こう側の存在だ。
魔神の分体と、長くを過ごした影響は軽くないだろう。

この先の身の振り方。

    変化する世界。

 瞳を灼く日の光。

呪いから解放され、ダンジョンを出ても、世界はこんなにも障害と、冒険に満ちている。
勿論、それを抜けた先には────輝く財宝が待っているのだ。

彼女は脚を止めた。
だが、それは一瞬だった。
宴の準備に沸き立つ"Roma"の面々に、遅れる事なく──
 
 ──ただ、振り返って。
 
 地底深くに続く、"穴"を見た。

「さよなら、魔神さん。────孤独な超越者より、私は、"此方"が良いです」

 眩しい。騒がしい。
 一歩足を踏み出せば、そこには────"仲間"が待っている。

04ED.jpg

◆CAST

(敬称略)

【システム協力】

 ROMA156k

【舞台提供】
 
 オーラム共和王国:ギルド[ROMA(A00001)」

【GM・進行・データ製作】

 ヴィリー傭兵団13t3

【参加プレイヤー】

らふぁ156k
しげぞー1093
高尾峰利10wa
E.L.D.105t
りき13og
ブラキストン16ez
ラルス14db
ジン11d3
ザドナ16cw
マクロード120y
スノー14oz
アルフ11rn

◆GUEST

【世界設定】

「ソード・ワールドRPG(グループSNE)」
「指輪物語(J・R・R・トールキン)」
「英雄クロニクル(株式会社サクセス)」

【Special Thanks】

 データ構築ネタ出し協力のボンクラーズの中の人。
 最後までお付き合い頂いたプレイヤーの皆様。


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   AUC / ギルド「ROMA」ダンジョン攻略イベント

   『PANDORA』

             ──HAPPY END!!

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