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前期、セフィドでの中盤戦と同じような感じで書いた挨拶メッセージ。
いろいろ趣向を凝らしだすとネタが切れて苦しい思いをするのは目に見えているので、
あくまでも毎回「はじめましてよろしくおねがいします」的な内容にすることにした。

もしまた来期以降も中盤戦に出ることが出来るようなら同じように書くだろう。
一応、密かに追加された設定などを盛り込んである。
――刻碑暦998年8月下旬 オーラム共和王国領内

 近々、大きな戦があるという。
 あなたは傭兵管理組合を通じて通達された軍部からの召集に応えてこの場にいる。同じように呼ばれた傭兵たちの会話からその言葉が聞こえた。そのために特別に呼ばれたのが我々である、と。
 全員が集まったのを見計らったようにそこへひとりの男がやってきた。
 あなたは彼を知っている。この部隊の指揮を任されたという流れの傭兵だった。かつては帝国に忠義を誓った騎士であっただとか、聖国ではその腕を疎まれ命を狙われただとか、真偽のほどの定かではないいかにもな噂を耳にしたこともある。
 彼は一同から向けられる興味深げな視線を特に気にした様子もなく、一通り見渡して注目されているのを確認したあと口を開いた。

「おれから君たちに要求することは何もない。どんな状況であれ、おれなりの最善手は打たせてもらう。以上だ」

 挨拶らしい挨拶を期待していた者たちにとっては拍子抜けするほど簡素な内容だった。それだけ言うと、一同の沈黙を了解と受け取ったのかすぐさまきびすを返してその場を立ち去る。
 彼の過去はともかく、少なくとも必要なこと以外は口にしない男だという現在の評判は間違ってはいないようだった。
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